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スタッフォードシャーブルテリア ブルーカラーについて
わたしたちの考えとして、原産国であるイギリスのスタンダードを求めた
ブリーディングを行っておりますことを、知っていただけたらと思います。
スタッフォードシャーブルテリアのカラーバリエーションは豊富にあります。
スタッフォードシャーブルテリアだけに限らず、色素の薄いカラー(ブルー)(希釈遺伝子)にこだわりすぎた繁殖は現在の日本でも専門家や愛犬家ブリーダーから大変問題視されております。
ブルーカラー同士のリスク問題についてご存知の方は多いと思いますが、
希釈遺伝子(d遺伝子)ブルーカラー同士の交配は、ブリードスタンダードと健康上のリスクの観点から、私どもはこのようなブリーディングは行っておりません。
ブルーカラーのみにこだわり、ブルー同士の組み合わせで生まれてくる子犬全てに深刻な遺伝的健康リスクを伴うため、
海外の良識あるスタッフォードシャーブルテリアブリーダーは、古くからこの問題に取り組み、健康や被毛の状態を維持するため、遺伝的な問題、犬質の維持の観点から、ごく一部を除いたブリーダー以外、多くの責任あるブリーダーはブルーカラー(Blue on Blue)同士の交配は避けることを常識としています。
ブルーの被毛を生み出すための交配を繰り返すと、毛色が薄くなるだけでなく、免疫機能の低下や毛質の劣化、体質の虚弱化リスクを抱える個体が生まれやすくなると言われています。
希釈遺伝子(d遺伝子)
スタッフォードシャーブルテリアでは、ブルーの毛色
ブルーの毛色は、黒色の色素を希釈する(薄める)遺伝子(d遺伝子)によって生まれます。この希釈遺伝子が二重になる(dd)同士を交配することにより、以下のリスクが高まります
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皮膚感染症: 脆弱な毛包(毛穴)に細菌が感染しやすく、小さなぶつぶつ(丘疹)や膿を持ったニキビ(膿疱)が無数に頭部や背中、時には全身にできることがあります。
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皮膚疾患: 皮膚アレルギーや、希釈遺伝子に関連する皮膚炎 ・CDA(カラー・ダイリューション・アロペシア)
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遺伝性疾患:淡色被毛脱毛症(CDA)は、 皮膚や被毛が弱くなり、進行とともに脱毛や脱毛以外の症状もみられます。
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発症時期: 生後3ヶ月から3年頃の間に発症することが多い。発症しなくてもキャリアとして機能している可能性がある
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子犬の頃は正常に見えても、色素遺伝子の影響で、免疫力の低下や内臓疾患先天性疾患が現れるリスクも高まることが知られています。
スタッフォードシャーブルテリアは、特別皮膚の弱い犬種ではありません。
私たちは、生まれてくる子犬の健康を第一に考えています。そのため、成長していくうえで生まれ持ってきた疾患に悩まされる事のないよう、色素遺伝や健康状態を考慮したブリーディングを行っております。
子供たちが健やかに育ち、長く楽しく幸せな生活を送れるよう、毛色のみにこだわらず、ブルーの親犬をブリーディングする場合、必ずパートナーにはブラック、ブリンドルなど濃い色を選び、健康リスクを最小限に抑えるよう努めています。
ブルーの毛色は美しく、とても魅力的ですが、見た目の美しさだけでなく、その背景にある健康リスクについても十分に知っていただきたいと思います。